ネパールは中国とインドに挟まれた小さな国ですが、小さいからといって侮ることはできません。世界十大最高峰のうち8つの山々を有する高地の秘境で、世界最高峰のエベレスト山もこの国にあります。また、世界唯一のヒンドゥー教国家でもあり、人口の約90%がヒンドゥー教を信仰しています。
首都カトマンドゥはネパール唯一の都市で、交易の中心です。その他良く知られた街にはネパールの古い歴史を今に伝えるバクタプルBakhtapur、また製鉄の街パタンPatan、ネパールで最も親しみやすい登山ルートのあるポカラPokharaなどがあります。ネパールの地勢は様々でテライ地方Terraiの高湿な気候から北部のヒマラヤ地方の高山気候まであり、後者は登山やアウトドアのアクティビティには最適です。

ただ近年のネパールの政治情勢は不安定で、中国政府寄りの人々が立憲君主制を廃し、独自の政権を樹立しました。内戦では数千人とも言われる死者を出し、これに対しギャネンドラGyanendra国王は2005年の初めに非常事態宣言を発しました。